か行の用語集【こ】

好材料

相場は様々な要因で動きますが、その変動原因や変動要因となるデータや出来事などを材料といいます。
そのうち、相場が上がる要因のことを好材料といいます。
逆に相場が下がる要因は悪材料といわれます。
外国為替相場の場合、各国の経済指標、金利、株価、紛争、要人の発言、国際紛争、自然災害などが材料となりますが、好材料となるか悪材料となるかはその時々の相場環境にも影響されますから、注意が必要です。

購買力平価

自国通貨と外国通貨で同じものを購入できる比率によって為替レートを決定するという考え方のことです。
たとえば、世界共通の商品であるマクドナルドのハンバーガーを、それぞれの国で同じ程度の負担で購入できる比率に為替レートは調整されるべきであるといった考え方があります。

購買力平価説

為替レートは自国通貨と外国通貨の購買力の比率によって決定されるという為替相場決定理論のひとつ(為替レートの決定要因を説明する概念のひとつ)。

国際開発協会

International Development Asociation。世界銀行グループのひとつ、特に貧しい途上国に対して、長期・無利子(手数料のみ)の融資を行っています。
その活動は、主に加盟国からの出資により支えられています。

国際金融公社

International Finance Coporation。世界銀行グループのひとつ、途上国の民間企業に対して、融資・出資を行っています。
その資金は、主に世界の主要市場において調達されています。
金融市場および金融機関の育成も支援しています。

国際収支

国際収支は1年間の国際取引の受け取りと支払いの勘定の記録である。国際収支は大きく経常収支と資本収支で大別できます。
経常収支(貿易・サービス収支、所得収支、経常移転収支)、
資本収支(投資収支)。

国際復興開発銀行

International Bank for Reconstruction and Development。世界銀行グループのひとつ、途上国一般に対して、準商業ベースの融資を行っています。その資金は、加盟国からの出資に加え世界の主要市場において調達されています。 日本で発売される世銀債の大半はこのIBRDが発行したものです。格付は最高格付であるAAA/Aaaです。

国際通貨基金

通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関。
1944年のブレトン・ウッズ協定により、国際復興開発銀行と共に1946年3月に29ヶ国で創設されました。
IMFの主な業務は、加盟国の出資金を原資として国際収支が悪化した国に融資を行うことです。
2008年11月時点の加盟国は185ヶ国で、そのうちの57ヶ国に対し64億ドルの融資を行っております。

固定相場制

為替相場を一定の範囲内に固定する制度のことをいいます。
一般に、為替レートの変動により経済が不安定になってしまうような、経済的基盤の弱い国では、固定相場制を取っています。
通常は貿易で強い結びつきのある国の通貨に連動させる(ペッグ制)ことが多く、為替レートの変動の影響を受けずに、貿易を行なうことができます。
また、特定の国ではなく、複数の通貨の平均値に連動させる「バスケット制」をとる場合もあります。

コスト

持っているポジションの平均原価(持ち値)のことをいいます。
持ち値がよいことは収益に直結するほか、少しの押し目で振り落とされずに済むなど、取引全体を有利に進めることができるという意味でも重要なことです。

コンファーム

為替取引で取引内容を確認すること。

ゴールデンクロス・デッドクロス

2本の移動平均線を使うテクニカル分析において、短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜けることをゴールデンクロス、逆に、短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜けることをデッドクロスといいます。

ゴールデンクロスの場合は、「より直近の価格傾向が上向きに転じた」とみられるために買いポジションを取り、
デッドクロスの場合は、「より直近の価格傾向が下向きに転じた」とみられるために売りポジションを取るのが一般的です。
ただし、移動平均線の期間の取り方によっては、クロスする時期と実際の値動きにズレが生じるため、うまくいかないことがありますから、注意が必要です。

5・10日要因

たとえば、石油会社が石油を輸入した場合、その取引先に対し、契約時に取り決めた決済日にドルを支払うことになります。
一般には5・10日の区切りがつく日が決済日になることが多く、そのため、5・10日には決済用のドルが不足することがあります。
こうした場合、「5・10日要因により、ドル買い需要が多い」などといわれたりします。

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