日本人FXトレーダーは40代会社員が最多

平均投資額は116万8,600円

日本人のFX取引に関するレポートが公表された。利用者の多い層や平均投資額、レバレッジは、どのくらいなのだろうか。
FX取引をしていると、周りの人の動向が気になるもの。そんな投資家の好奇心をくすぐるレポート「日本人のFX事情」が、5月26日に発表された。

発表したのは、外国為替取引事業者のダイナミックトレード。FX取引をしている20歳から69歳までの投資家100名を対象に、2月6日から13日にかけてインターネットによる調査を実施した。
それによると、FX利用者の平均年齢は44.2歳で40代が最も多く、全体の半数以上は会社員だった。次に多かったのは専業主婦(主夫)で、全体の12%に達した。

具体的な投資金額については、証拠金として投資している平均額は116万8,600円。
また、FX取引を行っている人の約7割の人が株式投資も同時に行っており、FX取引以外の資産運用にも積極的なことも分かった。
レバレッジについては、4割の人が2〜5倍程度のレバレッジで運用していると回答。意外にも堅く運用している人が多いようだ。

FX取引が個人投資家に広がる過程では、ハイリターンをうたって多くの業者が参入し、投資未経験者がFX取引を始めるきっかけをつくった。
しかし、FX取引には高度な技術が必要になるほか、当初は法律が未整備だったこともあり、多くの投資家が大きな損失を受けて問題になったこともあった。

例えば、損失を限定させるためのロスカット取引では、あらかじめ約束した水準でロスカット・ルールが設けられていたものの十分に機能せず、 多くの顧客が不測の損失を受けたり、FX取扱業者自体が破綻するケースもあった。そこで、平成22年2月からは全てのFX取扱業者に対してロスカット・ルールを整備し、守ることが義務付けられた。

また、ハイリスク・ハイリターンをうたい文句に顧客を勧誘する業者が増えたことから、レバレッジの規制も実施。
平成22年8月からはレバレッジの上限が50倍に、平成23年8月以降は上限が25倍となり、投資家保護の法整備が進んだ。

堅実に取引をする投資家が多い理由は、こうした過去の背景や法整備の影響によって、FXのリスクがある程度認知されたからともいえそうだ。
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