株とFXの違い

FXと株の大きなちがいは、取引をする対象と取引方法です。

株は会社が発行する株券を買い、その株を持って値段が上がるのを待ち、売ります。買った時と売った時の差額が利益になります。

FXは通貨を交換します。株と同じようにまずポジションを持ち、値段が高くなった時に売れば、その差額が利益になります。

そしてFXには「買う→売る」と、「売る→買う」の2パターンがあり、どちらも同じように取引ができます。

株にもFXの「売る→買う」と同じような「空売り」という取引方法があるのですが、制度信用取引の場合は、賃借銘柄に指定されている銘柄のみ、一般信用取 引の場合は、証券会社が指定した銘柄のみの取引となってしまい、通常の「買う→売る」といった取引方法とまったく同じように取引することはできません。

株価が値上がりを続けているぶんには通常の株取引でも利益を出すことが可能ですが、株価が値下がり傾向にあるときは、活発な取引を続けることはむずかしくなってしまいます。

その点、FXは円安でも円高でもどちらでもほぼ同じように自由に取引をすることができます。そういったことからFXは株とくらべて、より自由な取引ができる投資といえます。

FXと株の初期投資金額の違い

株やFXを始めるには資金が必要です。株とFX、どちらも最初に用意しなければいけない金額はケースバイケース。

しかし、ある程度有名な企業の株を買おうとすると、100万円以上必要になることも多くあります。

FXでは会社や口座によって最低取引単位が決まっており、100通貨から100万通貨など、幅広く設定されています。

たとえば、FXの取引を100通貨単位からはじめたい場合は、資金は約数百円円で済みます。もちろん100万通貨単位だと数百万円必要ということになります。自分の資金に合わせて取引を始められるのが、FXのメリットでしょう。

また、FXにはレバレッジという仕組みがあります。これを利用すると、自己資金の最大25倍までの取引ができます。あまり資金はないけれど、なるべく多くの利益を得たいという人も利用することができます。

株の銘柄は約3000種類以上で、四季報やインターネットなどを利用してさまざまな会社の株を比較検討することが必要になります。

その点FXは主に取引されている通貨ペアは20種類ほどです。最多で約150種類ほどで、株と比べてしまうと種類が少ないと感じてしまいますが、その分通貨の基本的な動きを頭に入れて取引することができます。

それなりに資金があり、「この会社の株を買いたい」と思うのならば株取引が良いでしょう。少ない資金で、まずは投資をしてみたいと思っている方には、FXの方がオススメです。

FXと株の価格の変動要因

株でもFXでも価格はさまざまな要因によって常に変動しています。

株価が高くなる理由としては、業績好調、業績の見通しを上方修正した、配当金が高くなった、新製品を発売した、新しく工場を建てたなど、会社が良い成長を続けていけそうだと見込まれた時、その会社の株は人気があがり、株価が高くなります。

ただし会社についての情報は、新聞や公式サイトで会社が発表するものから噂レベルのものまで数多くあり、本当かどうか確かめにくいものもあります。

株では、会社にまつわる情報を利用して、不正に株価を操作しようとする人がいるのも事実です。情報操作をしていることが判明すると、10年以下の懲役や1000万円以下の罰金といった厳しい罰則もあるのですが、株の性質上不正を完全に無くすことはむずかしいといえるでしょう。

しかしFXでは、レートを操作するといったことはほぼ不可能と考えられています。対象が日本国内に限られている株とちがい、FXの市場は極めて広く、世界中の証券会社や投資家が参加しています。経済指標や要人発言によってチャートは変動しますが、変動をコントロールできることはまずありません。

以上のことをふまえると、FXは株に比べて公平といえます。

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